デロイト トーマツ発行「インパクト雇用で実現する人的資本経営」に、WELgeeの難民人材採用が特集されました
WELgeeの運営する難民人材コーディネーションサービス「WELgee Talents」が、デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ コンサルティング合同会社(代表執行役社長:佐瀬 真人)により発行された「インパクト雇用で実現する人的資本経営~企業価値向上に不可欠な人的投資~」において、日本におけるインパクトハイヤリングの事例として掲載されました。
インパクトハイヤリングとは、「潜在的能力はあるが、一般的な採用方法では雇用機会が限定的だった層」を雇用対象とすることで、雇用によるイノベーションや社会的貢献を目指す取り組みのことです。人的資本の情報開示請求の義務化、人口縮小に伴う労働人口の減少といった社会の変化の中で、労働力確保・高付加価値人材の発見および育成に注力するための手段として注目されている概念の一つです。「外部者の視点」(outsider mindset)※をもつ雇用機会が限定的だった層を採用し、多様な背景・属性を持つ人材を迎え入れることで、組織に幅広い視点や価値観がもたらされ、イノベーションが活性化する可能性が高まると考えられています。
WELgeeは、国内における難民の就労機会創出と日本企業への価値創造の両方を目指す採用コーディネーションサービスを2017年から展開しています。「WELgee Talents」は母国での紛争や迫害等で日本に逃れてきたアフリカ・中東・アジア等出身の人材が、自らの 強みやパッションを活かして、日本企業で活躍できるよう「採用・定着」に一貫して伴走する人材紹介サービスです。 日本に逃れた難民には、母国でスキルを培い活躍していた方、強いパッションを持つ方、日本でも活躍できる潜在的能力がある方がいます。一方で、言語面や在留資格等が壁となり、彼らの雇用機会が限定的になっています。WELgeeを通じて就職した難民人材は、彼らそれぞれの多様な背景を活かし、企業にイノベーションをもたらしてきました。
今回のレポートでは、WELgeeの取り組み・理事兼事業部門総括の山本のコメントに加え、現在難民人材が活躍するヤマハ発動機株式会社・シティコンピュータ株式会社・公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンの難民人材採用事例が取り上げられています。