【ウクライナ侵攻から2年】夢・希望をもって来日した難民・避難民の「声」と「現状」を知る ~ 450人の難民との出会いから
2024年2月24日で、ロシアのウクライナ侵攻がはじまって2年が経過します。
突然ですが問題です。
これまで何名の方が、ウクライナより日本に逃れてきているか、ご存知でしょうか。
連日報道される戦争の様子。
アメリカ、ウクライナ、ロシア等の外交関係や、大統領選挙等、連日政治的な動きについて報道が多くされております。
一方で、そこに暮らしている、暮らしてきた人々はこの戦争によって大きな影響を受けています。現地で発生する多くの死者。愛する母国を離れて戦争から逃げるという決断をした人も多くいます。
ここ日本にも、侵攻によって瞬く間にそれまでの生活は崩れる中で、「第二の人生」を歩む土地に日本を選んだ若者たちがいます。
また、世界各地にはウクライナ以外でも混乱が続く場所があります。タリバン復権したアフガニスタン、未だ10年にわたる内戦の続くシリア、最悪の混沌の状況が報道もされないアフリカ諸国等。
世界各地から、命の危うい状況から脱するために、日本に逃れてくる人々がいます。
WELgeeは日本に逃れた難民が、日本でキャリアを築きなおし、人生再建をできるような機会創出や伴走を6年以上続けてきました。これまでWELgeeのプログラムをうけた難民の方のうち、累計30名以上がスキルや経験を活かした就労につながっています。
本イベントでは、WELgeeのキャリア伴走プログラムを通じて「夢」であった職業へ就職することのできた一人の女性の話を通じて、第二の国での「人生再建」を追体験します。
受け入れる日本国の一市民として、なにができるかを改めて考えませんか。
・「難民」・「避難民」・「移民」・「多文化共生」というキーワードが気になる
・ウクライナ避難民の体験や声を知りたい
・自分自身が彼らにどう貢献できるか考えたい
20代男性
1時間の短い時間でも、ウクライナ避難民や難民というテーマを自分事として身近に考えられる濃い時間になったから。難民の方を「かわいそう」というイメージをもって話すのではなく、一人の人間であり一人一人の過去や未来があることを伝えたいと思った。
40代女性
同じ日本の中にいて、まるで見えないかのような存在の一つに『難民』という言葉があるように思います。まずは自分の日常の近くにいるということを知ってもらえたら、また自分達の社会への手触り感が変わるように思います。
◆日時・時間
2024年3月6日(水)19:00-20:00
2024年3月16日(土)11:00-12:00
2024年3月21日(木)18:00-19:00
2024年3月25日(月)20:00-21:00
◆開催場所 Zoom
イベントに申し込みいただいた方に対し、Zoomリンクをお送りいたします。
◆定員:30名
※定員になりましたら締め切りますので、お早めにお申込みください。
※最少催行人数(5名)を下回る場合は、イベントがキャンセルとなる場合がございます。
※当日やむを得ずキャンセルされる場合は、イベント開始1時間前までinfo@welgee.jpにご連絡いただけますと幸いです。
早稲田大学卒業。在学中参加したアフガニスタン難民定住プロジェクトにおいて、彼らの人間性に惹かれる一方で、日本社会の難民に対しての冷酷さを知り、日本を難民の輝ける社会に変革することを決意。卒業後、2022年インターンとしてWELgeeに参画。2023年よりエンゲージメント推進部メンバー。日々、難民の方へのインタビューを重ねながら、彼らの経験を適切に世に届けることに奔走している。