【9/28 Zoom開催】母国を逃れ、日本に逃れた若者たちの、人生再建を考える -1人のお父さんの人生から-
「紛争・迫害から逃れた人の実際の体験を知りたい」
「難民の日本での暮らしを知りたい」
「少しでも彼らのためになにかしたい」
本イベントはこのような思いを少しでももつ、貴方のためのイベントです。
ウクライナ侵攻、アフガニスタンにおけるタリバン復権など、今日も、情勢が不安定になる中で、このまま母国にいては命が危ないという状況に置かれている人々がいます。ニュースの画面で日々報道される、紛争・迫害・テロ等は、私たちの住む地球上で、今日も実際に起きている出来事です。
2022年末は1億840万人が、紛争や迫害などが原因で故郷を追われました。
命を守るため、母国から逃げざるを得ず、なんとか取れた、未知の国「JAPAN」のビザを片手に、日本へ逃れる人々も増えています。
必死に日本へと逃げてきた彼らは、日本社会でどのような状況に置かれるのか。
ある一人のお父さんのエピソードを追体験しながら、私たちが受け入れ社会としてすべきことを考えるファーストステップを踏んでみませんか。
🌟1人の難民のストーリー
2歳と7歳の娘と共に、家族の命を守るため日本に逃れたオスマンさん(仮名)の半生。来日直後ホームレス生活を経験。文化の違いに混乱しながらも、日本で人生を再建するまでのストーリーを共有いたします。またストーリーを聞いた後、皆で感想を共有する時間をとり、学びを深めます。
🗾日本における難民の社会的・法的状況
難民の受け入れに関して、入管法改正が大きな議論となってきました。そもそも日本に逃れた難民の法的状況はいかなるものか、来日した難民には、どのような境遇が待ち受けているのか、お話いたします。
🤝難民に対して就労伴走を行う活動の紹介とその意義
WELgeeは難民が日本社会の一員として、社会に貢献できる環境に出会うまでの伴走を活動としています。彼らにとって、会社との出会いは人生を大きく変える力となります。それはなぜか。安定した収入など以外に、彼らにとってはたらくことが何を意味するのか、一緒に考えてみましょう。
✅ 日本にも本当の難民って来てるの?という疑問をお持ちの方
✅ 日本における難民・避難民の実態についてあまり/全く知らない方
✅ 今後、寄付やボランティアをしたいと考えている方
2023年9月28日(木)20:00-21:00
Zoom
イベントに申し込みいただいた方に対し、Zoomリンクをお送りいたします。
40代女性
「初めて難民を個人として認識し、日本で安定した生活を送れるようになってほしいと思った」
20代女性
「難民問題は他人事ではない。少しでも彼らの声を聞くことによって、彼らとともに私たちもともに生きていくことができたらいいと心から思った。」
NPO法人WELgee
日本に逃れた難民とともに未来を築く団体です。難民認定の厳しい日本で、難民一人ひとりがキャリアや人生の目標を追求できる道筋を、多様なセクターとの協働を通じて目指します。難民人材の強みを、日本企業のダイバーシティ推進・イノベーション創出に生かす人材紹介サービス「JobCopass」、キャリア教育やメンターシップ、スキル開発などの育成機会を提供する「育成事業」、一人ひとりの難民が持つスキルや経験を、日本社会の様々なアクターの課題解決に生かし、お互いの強みを生かした価値創造を行う「共創事業」を運営しています。
加藤冬華(WELgeeエンゲージメント推進部メンバー)
早稲田大学卒業。在学中参加したアフガニスタン避難民定住プロジェクトにおいて、彼らの人間性に惹かれる一方で、日本社会の難民に対しての冷酷さを知り、日本を難民の輝ける社会に変革することを決意。卒業後、2022年インターンとしてWELgeeに参画。2023年よりエンゲージメント推進部メンバー。日々、難民の方へのインタビューを重ねながら、彼らの経験を適切に世に届けることに奔走している。