タリバン復権より1年 日本に暮らすアフガニスタン退避者たちの現在地とは?記者向け勉強会を開催しました
WELgeeでは、イスラム主義組織であるタリバンがアフガニスタンにおいて暫定政権を発足させてから1年が経過する、2022年8月24日(水)14:00 〜 15:30に「タリバン復権より1年。日本に暮らすアフガニスタン退避者たちの現在地とは」をテーマに記者向け勉強会を開催、36名のメディア関係者の方々に参加いただきました。
勉強会には、アフガニスタン人家族の退避や受け入れ支援および実態調査を行う千葉大学教授の小川 玲子 氏と、アフガニスタン退避者の就職をサポートするNPO法人WELgeeの事業統括 山本 菜奈 が登壇をし、そもそもなぜ彼らが日本へと退避してきたのか、迫害の理由や経緯、日本に滞在するアフガン退避者たちの最新の課題状況、そして当事者への取材の注意点などをお伝えいたしました。
第一部では、小川玲子教授がアフガニスタンと日本の歴史的つながりから、アフガニスタン退避の制度的障壁やウクライナ避難民との待遇の違いなどについて、最前線の状況をお伝えいただきました。
第二部では、事業統括の山本が伴走するアフガニスタン退避者の声や、マッチングに至ったケースについて、お伝えしました。
また、最後にWELgee PRの林から、アフガニスタン退避者や難民申請者などの当事者に対するメディア取材時の注意点について、詳しくお伝えいたしました。
WELgeeでは、引き続き日本における難民の方々の課題と現状について、メディアの方向けの勉強会を開催してまいります。