難民の就職活動に社会人メンターが伴走!?メンターシッププログラムとは?
2021年度に着想、仮説検証を開始した本プログラムは、社会人プロボノがメンター(指導者)、インターナショナルズがメンティ(指導される側の人)となり、職員のサポートのもと、3ヶ月間かけてインターナショナルズの自己内省と就職活動に伴走します。 メンターは、メンティの経験やスキルの棚卸しを行いながら、日本におけるキャリアプランや強み、関心のある仕事を再定義し、マッチする企業や求人のピックアップからレジュメの改善、実際に企業や求人への応募を行います。2021年度にはメンティ2名とメンター2名の2ペアでパイロットとなる第1期を実施、続く第2期はメンティ5名とメンター7名の5ペアで実施しました。
非常に複雑で困難な境遇にいる人の動機づけや就労伴走は、思いどおりには進みません。それでも第1期では、メンターとメンティが辛抱強く関係性構築とペアワークを進めた結果、プログラム終了後から半年後にメンティ1名のホワイトカラー職種への就職が実現。もう1名も日本の方と結婚し新生活をはじめつつ、JobCopassを通じて企業の選考プロセスまで進むことができました。
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WELgeeでは、本業で培った経験を活かし社会課題解決に取り組むプロボノ*が50名在籍しています。多国籍の難民当事者と関わる国際的な環境かつ多種多様なキャリアを積んできたメンバーとの協働を通じて、自身のスキルアップだけではなく、本業に活かせる様々な学びを得ることができます。
*プロボノとは?「社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門知識を活かして取り組むボランティア活動を行う人々」のこと
プロボノ活動に興味のある方は、以下のページより最新の募集情報をご覧ください。