「奇跡のよう。」コンゴ民主共和国から避難してきたNさんが、「就職」で見えた一筋の光
情報系の大学院を卒業し、民間企業のITエンジニアとしてキャリアを積んでいたNさん。将来起業も目指していた彼でしたが、母国の政治環境が不安定で、汚職をした政府関係者に狙われ、命の危機を感じ日本へ逃れてきました。
母国に妻を残し2020年に単身で来日した直後はホームレスとして公園で寝起きする生活が1カ月半続きました。
「来日直後、次に何をしなければならないかを考えられなかった。しばらく外で生活しなければなりませんでした。」
WELgeeは、困窮状態に陥っていたNさんと出会い、2年来伴走を続けました。
彼が元々母国で培ってきたIT技術を活かすことのできる職場を見つけるために、キャリアメンタリングや企業への紹介、日本語能力のトレーニングなど、多様なキャリア支援を行ってきました。
母国の家族と会うことのできず、時には精神的に落ち込む時もあったNさんを励まし、伴走し続け、情報処理事業を行うシティコンピューターさんにマッチングをしました。
「シティコンピューターに就職できたことは軌跡だ」
Nさんは嬉しそうにそう語ります。
Nさんを受け入れた、シティコンピューター代表取締役社長の川原雅友さんは、「真面目で、どんどん新しいアイデアを出してくれている。Webのホームページや思っている以上にきめ細やかに対応してくださっている。」と伝えてくださりました。
▲ シティコンピューター代表取締役社長の川原さんと握手をするNさん
WELgeeでは、難民人材に特化した伴走型人材紹介サービス『JobCopass』を通じて、サニーさんのように「難民」と呼ばれる人たちが、これまでに培ったスキルと経験、あふれる情熱や志、逆境の中でも道を切り拓き、挑戦を諦めないタフネスを活かして、日本の企業に貢献できる仕掛けをつくっています。
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