小池百合子都知事に、WELgeeの取り組みについてお伝えさせていただく貴重な機会をいただきました![代表コラム]
【出会いと発見】小池百合子都知事に、WELgeeの取り組みについてお伝えさせていただく貴重な機会をいただきました!Shared WELgee concept to the Governor of Tokyo.
小池都知事にはシリア難民の方と関わった経験などもシェアしていただき、難民の人たちの活躍に関して、東京都での好事例もさらに作ってゆきたいと思った次第です。
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さて、今回、小池さんにお会いするにあたって、東京都の外国人に対する取り組みをリサーチしたのですが、掘り出しもの制度を見つけてしまいました…
東京都は「高度人材ポイント制」に関する国家戦略特区に指定されていて、簡単に言うと「政府が定めたポイントを満たした外国人には、高度専門職のビザをあげるけど、東京都の認めた企業への就職の場合は、特別にボーナスポイントプラス10点あげちゃうよ!」というものです。
通常、外国から来た人は、日本で仕事をする、日本で暮らす、日本で学ぶに当たって何かしらのビザが必要です。
そして「高度専門職」は、学歴・職歴・年齢・年収・日本語能力etcに応じて、それぞれ計算されるポイントが70点を越えれば、ゲットできるビザです。
このビザは、いろんなビザの中でもパワフルで、在留期間5年もらえたり、1-3年で永住申請ができるようになったり、配偶者の就労もOKだったり、嬉しいことがたくさんある。
特に、祖国に帰ることができず、日本で安定した人生の再建をしてゆきたい難民申請中の人たちにとっては、日本の厳しすぎる難民認定を得ることができなくても、こういった別の方法での在留資格ゲットは希望のひとつ。
現在、WELgeeでは、スキルや経験を活かして正規雇用に至った難民申請者を「技術・人文知識・国際業務」という在留資格への切り替えることを進めていますが、「高度専門職」はさらにメリットがあるのです。
ただ、さすが「高度専門職」だけあり、70点を越えるってけっこう難しい。
◎こちらポイント計算表です
https://www.moj.go.jp/isa/content/930001657.pdf
でも、10ポイントのボーナス点は、可能性をグッと引き上げるので、東京都の企業さんと推進して事例を作ることができるかもしれない。そしたら、国家戦略特区つくった意味があったね⇨じゃぁ全国でもやってこう、という流れになるかもしれない。特区の制度はそうやって使ってゆきたい!
【「難民」以外の可能性を拓く】
それが、世界では Complementary Pathways(補完的受け入れ)と言われます。
全員が一律で使える制度ではないけれど、誰かが命を繋ぐことができる制度があるなら、積極的に使ってきたいし、拡大したい。
ただ、ここでのミラクルも、難民の人たちの経験やスキルを活かし雇用する企業側が存在しないと、在留資格の変更も始まらないので、引き続きWELgeeとしては、企業さんとの連携を探索してゆきます!!
この特区制度を活用して、一緒に挑戦しようよ!という企業さんいらっしゃったら声かけてくださいませ!好事例を生み出し、小池さんに一緒に報告いきましょう!突破口作りのイノベーターになってゆきましょう。また、他の領域で国家戦略特区の制度活用して、事業をぐっと伸ばしたよ!という方がいたら、ぜひ教えてくださいませ。※外国人材に関する国家戦略特区の規制改革事項は以下があります。
https://www.chisou.go.jp/.../koku.../menu/gaikokujinzai.html
※ 高度人材ポイント制にかかる特別加算をしているのは東京都の他にも、京都府、福岡市、北九州市、仙台市、広島県があります。
※仕組み詳細
https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/pdf/punch/t3-6.pdf
※小池さんへの表敬訪問は、日本青年会議所のTOYP(人間力大賞)にて受賞のご報告の機会をいただき実現しました!藤井 あきら都議、アテンドありがとうございました:)https://www.jaycee.or.jp/toyp2022/
***本記事は、快適すぎて動けなくなる魔法のソファ「Yogibo」のスポンサーにより作成をされました。